2010年2月9日火曜日

平尾誠二

今、山積している私の「課題図書」のひとつである「型破りのコーチング」(平尾誠二、金井壽宏)に納得できる一節があった。金井先生の見解である。「成功のカギを握っているのは予想外の出会いや、意図したものではない人間関係です。」 そうやなあと思う。
 平尾さんの着眼点にも気づかされることが多い。以前読んだ「平尾」本に、ラグビーの試合当日に相手が「汚い」スパイクを履いてたら「しめた」と思う・・という話があった。大事な試合なのに「スパイクを手入れする余裕もない」敵など怖くないという主旨だったと記憶している。この発想はすごい。そんな洞察力溢れる平尾さんの視点に金井先生の解説が盛り込まれたこの本は面白い。
 本を読みながら、「平尾さんのような上司やったらどんな感じなんやろうか?」とぼんやり考えた。経験したいものではある。よう考えたら同年代やけれども。

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