2010年7月1日木曜日

ミーツ「から」の道が、より面白ろそうや

 昨日、仕事で山口へ。長州である。奇遇なことに、その前日、会津の方と接点が・・・。まあ偶然やけど。2時間ほど新幹線。新大阪の文教堂さんで本を購入。「ミーツへの道」である。W杯の関係もあり、アホのようにサッカー本ばかり読んでいたこともあって、まだ通読できていなかった(江さん、ごめんなさい)。
 でも、もちろん、「本の雑誌」の連載は毎号読んでいた。一気に「再読」。不思議なことに、毎月「もうちょっと読みたいなあ」と、思いながら読んでいたのと、一冊の本として読んだのでは、「受けた印象」が異なっていた。ちょっと、「重い」のである。ずしん、とした感じを受けた。もちろん、内田先生の江さんとの初対面の場面には笑いが抑えられなかったし、サーファー時代の話は当時の大学生の世相が懐かしく、エエ感じの気分に浸ることができた。でもトータルとして「重い」のであった。
 その理由は形容し難い「反吐の出るような」組織人の存在を想像したからかもしれない。気がつけば、編集部の全員が会社を去っていたという事実からかもしれない。いずれにせよ、Meetsという雑誌、江さんの仕事の成果には何の関係もなく、「評価」や「取り巻く環境」が気持ち悪く変化する様に「ああ、しんどかったやろうなあ」と思うばかりである。
 とにもかくにも、「Meetsの江であり、江のMeets」であった。それ故に江さんの心中には濃い澱のように「Meetsに対する想い」が今もって沈澱しているハズである。そして、この本を上梓しても、その「澱」は決してクリアにはなっていないハズである。そんなことで精算できるほどの想い入れでは決してなかったハズである。
 だから、そういうキツイ経験をしている江さん、だからこそ、今、出来ることがあるんだろうなあ、と最近思っている。Lマガにあのままいれば、為し得なかったこと、そんなことを今、実行する。実行できる。

 そう出来るのも、「つまらん奴らのお陰や」と思えば、「人生には一つの無駄も無い」のかもしれない。

思いたくもないやろうけどね。ハハハ。

串カツが胃にしみる。


「書こう」という気が出てきた。再開です。先日は140Bの年に一度の総会。堅調な業績。しかし、私の責任を痛感する。やはり、迷惑をかけてしまった。ああ情けないなあ。