2009年12月29日火曜日

通天閣


年末。あと2日と少し。明日は墓参りと掃除をしよう。天気はあまり良くないみたいやから洗車は明後日かなあ。大阪出身で学校も職場も地元なので「帰省」という感覚がない。小さい頃は夏休みなどに「田舎に帰る」友達がとても羨ましかった。「なんで田舎がないんやろう」といつも感じていた。そんな私ではあるが、今では「行ったり来たり」しなくてもいい「田舎のない生活」の方が楽チンかなあと思ったりしている。
勝手である。
ただ、生まれ育った天王寺区のまちは私にとって故郷である。今でも時々歩くことがあるけれども草野球をした一角や友人の家、学校など・・・、今でも変わらない風景を確認すると心が和む。行きたいときに「地元」に「帰る」ことができるだけ、今は幸せかもしれない。
四天王寺の近くに住んでいたが、寝室の窓から通天閣の光が見えた。暑い夏の夜、なかなか寝付けず、そのテッペンの光がくるっと一周する回数を数えては寝るまでの時間をつぶしていた。
懐かしい原風景である。

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