2009年11月18日水曜日

五代友厚のこと。


五代友厚が大阪に残した足跡はすごい。大阪に造幣寮(現・造幣局)を誘致したのをはじめ、初代の大阪税関長でもあり、退官後は金銀分析所などを設立し、鉱山経営、紡績、製藍業などを手掛け、実業家としても成功する。大阪株式取引所(現・大阪証券取引所)、大阪商法会議所(現・大阪商工会議所)、大阪商業講習所(現・大阪市立大学、天王寺商業高等学校)、大阪製銅、関西貿易社、共同運輸会社、神戸桟橋、大阪商船、阪堺鉄道(現・南海電気鉄道)などの設立に関わっている。大阪の恩人とされるが、設立で「お世話になった」われわれ子孫は思いのほかその功績を認識しないでいる。このあたりで一度、子孫が集まって「お礼」することも必要かもしれない。ある方からお話を伺いながら、今日はそんなことを考えていた。来年は、没後125年らしいし・・・なかなかおもしろいなあ。

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