2009年11月17日火曜日

褒章記事を読んで、全然関係ないことを考えてた。

詳しくはないけど、叙勲というのは事前に「辞退」できるようだ。というのも、そのほとんどが、関係団体等の推薦によるものだから、「わしを推薦するな」と注文すれば叙勲には及ばないからである。叙勲を辞退した経済人や文化人も少なくない。個々人の価値観、生き様がそういう「道」を選択されたのであろう。
先日の秋の褒章記事を読んでいて、あるレストランの格付け本のことを思っていた。その本が、京都、大阪の料理店を格付けをすると発表してから、「評価される側」の料理店からは様々な反応が示された。私が記憶する限りでは、「掲載を拒否する」と表明した有名料亭もいくつかあったはずである。にもかかわらず、その本には「掲載を拒否した」店がいくつも掲載されている、という。

なんか、わからん。「掲載されること」が本当に意にそぐわないのであれば、極端な話、出版元を訴えることも可能であろう(可能ではないのかなあ??)。しかし、訴訟に及んだという話は聞いていない。「大人の対応をした」ということかもしれない。どうも「叙勲拒否」と叫んでおきながら「ありがたく」叙勲しているイメージである(実際のところ、叙勲ではありえないことだが)。これこそが、「予定調和」ということか???やっぱり、イヤな感じの「落としどころ」や、と私は思う。

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