奇遇な「花園つながり」ではあったが。その目的は、ある商店街のイベントを実施すること。この日の本番に向け、T商店街と我々は何度も打ち合わせをしていた。商店街側で中心になって活動されていたのが会長のKさん。実は、昨年夏頃からの企画でもあり、Kさんのこのイベントに対する姿勢は極めて真摯なものだった。
ただ、いくつかの不安材料はイベント当日になっても解決していなかった。心配事のひとつが、Kさんの足の具合。このイベントでは、2キロ近く歩く必要があっただけに、「Kさん、当日、足、大丈夫ですか?」と尋ねると「薬飲んでいくから大丈夫や」と笑っておられた。そして、嬉しいことに当日のKさんは元気そのもの。我々以上に早いペースで歩き、リードして下さった。全てに誠実に取り組まれたKさんのご尽力により、約2時間のこのイベントは無事終了。参加者にも喜んでいただくことができた。イベント終了後、ホッとした表情でKさんが仰った。
「おおきに。よかったわ。おおきに。」。
その言葉を聞いて私も「よかったなあ」と実感するとともに、商店街を代表し、全責任を背負って取り組んでこられたKさんのご苦労を垣間見た様な気もしていた。
今日、夕刻5時半前。電話が入った。話をするMさんの様子がちょっとおかしいと思ったが、イヤな予感は当たった。それはKさんの急逝を知らせる電話だった。5日前は一緒に笑ろてたのに。「そんなアホなことあらへん。」・・・・アホなこと。
Kさん、ご冥福をお祈りします。
ありがとうございました。
本当にありがとうございました。
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